はじめに
育休をとる。会社の反応は?復帰後は?少し不安もあると思います。
育休中にニュージーランドで子育てをした、我が家のパパにインタビューしたのでご紹介します。
パパはどんな職場?
仕事内容
金融業、コーポレート部門、入社10年目。
育休取得について教えて
期間
育休2か月
有給1か月 (お金の面で有給を消化することにした。)
取るまでの実際の上司とのやり取り
妊娠5か月ごろ妻の妊娠報告をしたとき、育休取得を考えていることを話した。
上司も自分の部下(男性)で育休取った人はおらず、はじめてのことであった。取得することは了承してもらったが、お互い育休制度についての知識がなかったため、調べた上で、もう一度、面談。
育休期間は、取得3か月前に報告した。
詳しくは、こちらの記事も見てみてください。
育休中について教えて
会社上司と1か月に一度くらいLINEで生存確認の連絡を取る程度。
会社携帯もPCも日本に置いてきた。
育児について
誰の助けも借りずに?(借りられない状況で)子ども達としっかりと向き合うことができた。最初の2週間ぐらいは、仕事と違い、子どもは都度色々なこと(うんち、おしっこ、遊び 等)が発生するので、育児の大変さを痛感。2週間目以降はある程度慣れ、子どもの気持ちに寄り添う事が少しでもできるようになった気がする。
今まで名もなき家事をやっていたつもりだったが、2ヶ月を通じて、まだまだ名もなき家事(育児?) があることにびっくり!!
ニュージーランドという環境で育児したことについて
日本は情報やモノに溢れていてストレスを感じた(大人が感じるなら、子どもはそれ以上かもしれない)。ニュージーランドは情報があまり情報やモノに溢れておらず、すぐそこに自然があり、シンプル。
そんな生活がしたくなった。
2ヶ月の総括
最初は後悔した。子どもの夜泣き、子どもがパパ・ママ以外の人がいる場所に行きたくない(英語だから)と言っていた。親のエゴで連れてきてしまったことに後悔。。。
ただ、2ヶ月を通して、子どもが少しずつ順応していく様子(英語を話す、ここ行きたい、あれ食べたい 等)や現地の子どもと遊ぶ姿を見て、行って良かったと思った。
家族一人一人なにが変わったかは分からないが、子どもが新たな視点を持つ機会になったのであれば、良いなって思った
復職後について教えて
職場の反応
上司、同僚、女性陣、男性陣問わず、職場の方はやさしく出迎えてくれた。
ニュージーランドへ行ったことを知っているので、そのまま移住して帰ってこないのでは?ないかと思われており、笑いながら「戻ってきたんだね~」とみなさんに言われる。
海外子育て経験のある方と、「海外育児大変ですね~」なんて話も出てきて、新たな視点で人と接することもできそう。激励会と復帰祝いの飲み会までしてくれる良い環境。
仕事の変化
3か月留守にするも、社内の変化は特に感じなかった。考えてみれば3か月といえ、仕事日は1か月20日程度なのに加え年末年始の連休を挟んでいるので、実質50日程度となる。
同じ職場に戻り、育休中に引き継いだ仕事の進捗報告を聞き、育休前と同じ業務を開始。復帰初日は3000件以上のメールチェックに追われた。
英語力
日本の仕事いやだなあと思いつつも、ニュージーランドを思い出すこともなく仕事復帰の初日は過ぎた。英語力はというと、英語のメールもgoogle翻訳を使ったので英語力の向上はまだ感じていない。
その他
都内への出勤とあって、人の多さにはびっくりした。特に電車や夜の街はニュージーランドでは見たことのないような人の多さだ。
また、久しぶりのパソコン作業とあって目の疲れがひどいという嫌な面もあったが会社に問題なく復帰できてよかった。
ママ感想
育休が終わり、途方にくれた。日中家に大人が2人いれば、一方が家事などやっている間、赤ちゃんにかまってあげられが、私1人だとそうはいかない。8か月になりママ追いが始まり、ママの姿が少しでも見えなくなると泣き叫んでいる。育休中はこんな風に泣き叫ぶ姿は見なかったので、なんだかかわいそうな気持ち。という意味で、育休は長くとれるなら長くとった方がうれしいかな。
しかし、会社も気持ちよく育休に送り出してくれて、迎え入れてくれていい会社だねとも感じる。飲み会まで開催されて職場の本当にいい雰囲気を感じる。(実際、育児で大変なのに飲み会ってどうなの?!と思われるかもしれないが、通常でも子供たち就寝後の20時帰宅なので、その後であれば21時だろうが24時だろうが私は自分時間が増えるだけなので、関係ない、むしろごはんの準備をしなくていいので楽です。ありがとう職場の方。)
追記
復帰後4日目にして、ママと下の子がダウン。パパが有給を消費してお休みをもらった。何があるかわからないので有給はすこし残しておこう。
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